ガクアジサイ(額紫陽花)
中央部は両性花(正常花)で、周辺部の花びら(がく片)が装飾花(周辺花)です。
ガクアジサイの「ガク」は、額縁からきているそうです。
装飾花が絵の額縁みたいに両性花を囲んでいて、芸術的ですね。
両性花は、オシベとメシベを備え、花粉を出したり、種子を作り、生殖の役割を担います。
一方の装飾花には、生殖の役割はなく、鮮やかな花びらによって、花粉を運ぶ虫をひきつける役割です。
ですから、両性花が咲き終わる時期には、装飾花は反転するそうです。
まるで、飲食店で、「営業中」と「準備中」の看板みたいな役割ですね。